食生活の改善

痛風の原因とその予防策

痛風は血液中の尿酸値が高くなる高尿酸血症を原因とする関節の病気です。風が吹くように痛みの場所が移動したり、風が急に強くなったり弱くなったりするように痛みも変化していくというところからその名称が付けられました。 痛風の症状は強烈な関節の痛み、発赤や発熱などが主なものです。痛みの元となる尿酸の結晶は体の下の方へと溜まりやすく、初期では痛風発作は足の親指に好発します。発作を繰り返すたびに痛みが増し、症状が悪化していくのが特徴です。また、耳たぶに痛風結節という特徴的な結節ができ、それが診断の助けとなります。耳たぶに違和感を覚えた時は医療機関を受診する事で、痛風の早期発見が期待出来ます。 痛風は生活習慣と密接に関わりがある病気です。その予防には食生活の改善が必要になります。痛風が起こる原因とされる尿酸は、プリン体と呼ばれる物質が代謝される事でできるものです。このプリン体はアルコールや食品に含まれているので、プリン体が多く含まれている食品の摂取を控える事が、予防につながります。その他には十分な水分摂取、運動、ストレスの解消などが予防に効果的です。また、高尿酸血症という診断が出された時には痛風の予防として服薬する場合もあります。

プリン体含有量が多い食品

痛風を予防するにはプリン体の摂取を控える事が重要です。プリン体はアルコール、特にビールに多く含まれます。ワインや焼酎などにはプリン体は多く含まれていません。お酒が好きな方は酒量を減らしつつ、ビールからその他のアルコールに変えるという方法もあります。また、最近ではプリン体がカットされたビールが数多く販売されているので、どうしてもビールが飲みたい時はそういった商品を選ぶと予防に近づきます。 アルコール以外では肉類、魚介類にも含まれています。特にレバーや内臓、魚卵などに多く含まれます。鶏のささ身にもプリン体は多く含まれているので、脂肪分が少なくダイエットにも良いとされていますが、尿酸値が高い人は摂取に気を付けたい食品です。プリン体の含有量は肉や魚の種類によって異なるので、できるだけプリン体の含有量が少ないものを選ぶ事が予防につながります。