食事制限の注意点

痛風を予防するためには

痛風を予防するにはこれはダメ、あれはダメといった食事制限をするのではなく、全体の食事量を減らして体内で尿酸が増えるのを抑えるのがよいというのが、痛風に関する最近の考え方です。カロリーの取りすぎは肥満を招いて内臓脂肪を増やします。内臓脂肪は尿酸値を上げることがわかっていますから、BMI22〜24程度を目安にするとよいでしょう。偏食もよくありません。毎日のようにお肉をたくさん食べる、体によいからと大豆や大豆製品をたくさん食べ続けると尿酸値が上がってしまいます。今日は肉、明日は魚、毎日のように大豆を食べるなら少量にするなどいろいろなものを少しずつ食べるのがおすすめです。

(取りすぎ・激しい運動)注意して

野菜や豆、きのこや海藻、いも類などのアルカリ性食品には尿酸塩を溶かしやすくする作用があるので、結晶化して悪さをするのを予防することができます。砂糖や果糖も尿酸値を上げますから、これも大量に取らないようにしましょう。果糖はくだものを食べる分には食物繊維やビタミンCのおかげであまり悪さをしませんが、ジュースとして飲むと果糖の取りすぎになりますので気をつけてください。他にもサプリメントには注意が必要です。核酸やイノシン、グアニン、アデニンといった成分は尿酸値を高くします。さらに、激しい運動にも要注意です。100メートル走をする時やバーベルを持ち上げる時のように息を詰めて行う無酸素運動をすると、筋肉から尿酸が出てきます。痛風の予防や健康のために運動をするなら話しながらできるような軽いジョギングや速歩などがおすすめです。